今こそ本当の映画の探し方を伝授する。
Tumblrって文章長く書くと見づらいんですよね。
そのため今回はてなブログに登録しました。
「今こそ本当の映画の探し方を伝授する。」
ありがたいことに、おすすめの映画、よく聞いてもらえます。
ありがとうございます。数えてみたら、今年も100本近く観たようです。暇か。
おすすめ映画いっぱいあるんですけど、人並みに「LEON」「インターステラー」が好きなので、みんなもう観ている可能性が高いんです。
かといって複雑なタイトルの名前の映画言っても、みんな忘れちゃうじゃないですか。
そのため一番良い方法は、おすすめの作品そのものを教えることではなく、自分好みの映画に出会う方法を教えることでは……?という結論に行き着いたのです。
早速ヒュリゴー。
1.監督は信じてよい。
誰しも自分の好きな映画や、おもしろかった!という映画があるはず。
監督っていうのは、わたしたちが思っている以上に一貫性があって、独特の雰囲気をまとっていて、タバコの銘柄みたいなものだから信じてよい。
ちなみに、 ゆとり世代の若者の心にヒットを打ってくるのは大根仁監督です。
2.映画賞で選ぶ。
かなり使えます。今回本当はこれが言いたかったんです。
評価される映画ってアカデミー賞や、様々な映画賞を受賞していることがありますよね。
おもしろかった映画がもし、何らかの映画賞を受賞していたら、過去の受賞作品もあなたの心にヒットする可能性があります。
「作品賞」はもちろんのこと、「脚本賞」「美術賞」なんかも注目。自分好みの作品がゴロゴロ見つかることが。Wikipediaで過去を遡ってみましょう。
ちなみに私のお気に入りはヴェネチア国際映画賞全般とカンヌ国際映画祭の監督賞。あと、アカデミー賞の外国語映画賞はノミネートされただけでも十分見ごたえあります。
重いけれども。
3.製作国に着目する。
アメリカ映画とイギリス映画って一緒に見えるけど、実は違うんです。
時代設定や細かい美術が凝っていて、歴史ものや少し前の時代設定が多く、ウィットに富んだ作品が多いのがイギリス映画の特徴。みんな「キングスマン」や「トレインスポッティング」すきでしょ?
イタリア映画はシニカルでセリフが早いので、大まかなストーリー予習してから観るのも手。
フランス映画は空気がふわっとしていたり、ざらっとしていたりします。
「これ、どこが面白かったか分からない」という作品もありますが、ミステリアスな存在ほど後を引くのと同じで、忘れられない映画に出会えるはずです。
スペイン映画は奇抜でピカソや岡本太郎の絵画のようなインパクトがある。その毒々しさがイイ。
ドイツ映画は男性主人公で、心に訴えかけてくる内容が多いです。終始暗い・長いのもザラ。その分、鑑賞後の満足感がすごい。
同じヨーロッパでも国によって雰囲気が違うんです。
ちなみにデンマークやロシアの映画って、あまり入ってこないからこそ、選ばれし作品であることが多いのでおすすめです◎
4.フィルマークス、やるじゃん。
PRみたいになっちゃたんですけど、映画アプリのフィルマークスも信頼してよい。
興味なかった映画でもレビューの☆が高くて、映画館で試しに観たら……「めっちゃ面白い!食わず嫌いしてすみませんでした!!」となることが多々あります。
「ワイルド・スピード ICE BREAK」とか。
けど、これを信じすぎる必要ってなくって。
自分の好きな人のおすすめ作品だったら、評価が低くたって観るといいし、その時の気分や自分の趣味、がんばりたいこと(仕事や恋や夢)にフォーカスすると、自分好みの作品に出会えるはずです。
最後
ある時、母に「映画館で観ないと、映画は観たうちに入らない。」と言われました。
テレビで誰かが言っていたようです。
映画も一期一会だなぁって思うことがよくあります。ちょっとでも気になった映画は、映画館で観るに越したことはないです。
「つまらなかったな~時間無駄にした!」って思った時は、その映画のどこがつまらなかったかを掘ってみると、「自分の好みじゃない映画を見つけ、避けるセンサー」を身につけることができ、映画探し力がUPします。お試しあれ。
2017年末も、2018年も、これを読んだ人が素早く自分好みの映画に出会えますように。
そして偉そうに語ってしまいましたが、みんなの人生を変えた映画やとっておきの1本、超知りたいです。以上でした。