深夜のおたのしみ。

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スタバ界の「ヴァージン・スーサイズ」が、クリスマスで閉店した話。

わたしが一番だいすきだったスタバの店舗がクリスマスで閉店した。そう、目黒権之助坂店である。

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この店舗は人もお店も優しい。店内でくつろぐ人は、思い思いの時間を過ごしていて、ゆったりしている。駅からほど遠くないのに、住宅街のお店のような時間が流れている。

そしてリニューアル後の店内のかわいさといったら。nendoの佐藤オオキさんがディレクションを担当した店内は、壁いっぱいに煉瓦模様とアイビーの葉っぱが描かれていて、良い意味でスタバっぽくない。外国の女の子のお部屋みたい。

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大きな窓ガラスから差し込む光とか、ガーリーなところが、どことなく映画の「ヴァージン・スーサイズ」っぽい。

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 もちろんここまでガーリーではないけれど、ウッド調やスタイリッシュな新店舗が多いから、こんな気分になる。実はわたしのお気に入りはトイレで、壁に手書きをしたようなかわいいイラストがあるのだ。お手洗い借りるときにちょっとワクワクするって、珍しくないか、スタバで。

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サブカルだいすきなわたしは佐藤オオキさんがもちろんすき。

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どうしてこんなデザインが思いつくのだろうね?余談ですが、元奥様の清川あさみさも大大大すき。

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偶然、代官山で見かけたときは感動した。お仕事の話し合い中だったけれど、実は小柄で、遠くから見てもキラキラしたオーラがあった。

「恋のメガラバ」なスタバ

思い返せば、ここのお店ではよく好きな人を待った。真夏のテラスでドキドキしながら、デートする人を待った。遠方に住む先輩が、派手な車でキキッと乗り付けたときは、盛大に笑った。「久しぶり~!元気だった?」なんて言って、昔の仲間を待った。待ったことが今、きちんと思い出になっている。ドキドキわくわくした。素晴らしいことだ。

 

スタバなんて全国どこにでもあるけれど、胸がこんなにキューンとするお店にはもう出会えないかもしれない。あの坂道を下る度にキューンと懐かしい気持ち、思い出すんだろうな。ここをだいすきにさせてくれた店員のみなさん含め、たくさんの思い出をありがとうございました。